
挿絵を描かせていただいた単行本「サムライ仕事術」が今日発売します。
仕事や人間関係で日々悩んだり迷ったり落ち込んだり怒ってみたり・・・上手く自分の心をコントロール出来ないことがあるけれど、柳生新陰流の教えを思い出せば自分らしく深呼吸していろんな事に向き合える。
byわたし
私としてはそんな感想の本です。
何と言いますか、読むと少し(心が)強くなれるような背筋が伸びる気がします。
私はこの本で今回人物を描かせていただきました。
今まで「解説本の人物はどうしてあんなにダサいんだろう」と思っていましたが、今回初めて解説的な絵を描かせていただいて「あぁ、なるほど・・・」と実感しました。
自由に描く人物画とは全然違って、ほんっとに難しい。
足の位置から姿勢から指先1本まで、全てに理由があるのです。
もっと人物デッサンをしておくべきだった・・・なんて思ってしまう勢いでした。
ちなみに表紙の男の子女の子の絵は、そんな事を全く気にせず自由に描いた時の絵なので、バランスはずいぶんおかしいですがとっても生き生き描いています。
なので、本文の絵と表紙の絵との違いを見比べるのも面白いかと思います。
あと、表紙カバーと表紙カバーを取ったときの表紙に少しデザイナーさんの遊びがあるらしいので、そこも是非見てみて下さい。
多田容子さんのオフィシャルサイトへ
http://homepage2.nifty.com/tada-yoko/
新陰流 サムライ仕事術